「作業療法」
聞き慣れない言葉かもしれません。
今回はちょっと作業療法について紹介します。
話せば5時間くらい語れる私ですが、数行でまとめさせていただきます。
おっと!申し遅れました。今回の記事は、作業療法学科教員 渡辺が投稿いたします。
作業療法と言えば・・・
木工や陶芸等の作業活動を使ったリハビリ!!
一昔前はこれが通説でした…
そして・・・
「手が器用でないからOTは無理・・・」
と思われる方もいるようです。
そこはご心配なさらず!!
私は「超」が何個も付くほど不器用です・・・
高倉健を崇拝してますので。
「不器用ですから」
失礼しました・・・そんな不器用な私でも作業療法士を10年しています・・・
作業療法士に求められるのは手先が器用、不器用ということではなく、
「その作業活動(例えば陶芸、木工等)をいかに治療として使うかを考える能力」 です。
私は不器用ですので、度々患者さんにやり方を教わっていました。
この、「教わる」ことが治療なのです。
皆さんも経験ありませんか?
誰かに何かを教えたり、してあげた時に感じる、何とも言えない充実感。
そういうのを
「愛他的体験」と言います。
“共に過ごす人たちとの交わりにおいて「ありがとう」と喜ばれる、自分が必要とされるという良い体験”
が、その具体的な意味になります。
作業療法士は、時に教える側(先生役)、時に教わる側(生徒役)という両方の立場を「意図的」にとります。
こういったことは目に見えないから難しいですよね。だから作業療法って分かりにくいですよね。
分かりにくいからこそ、実は奥が深い。奥が深いから面白い。
少し「作業療法」に興味持たれました?
つづく・・・
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- http://isenyicblogac.blog49.fc2.com/tb.php/48-262686e3
トラックバック
コメントの投稿